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教育情報化コーディネータ3級

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6月に受けた教育情報化コーディネータ3級、合格証が来ました!
発表は7月の中旬にメールで来てましたから、今さら、という感じですが、それでもうれしいです。
合格証

これから受ける!という方に参考になれば、と受験記です。

 教育情報化コーディネータには1級から3級まであり、まずは3級から受けねばなりません。
 検定そのものは、10年以上まえからやってるそうですが、なにぶん、受ける人が少ないみたいで、参考書などは一切出ていません。
 そのため、試験対策は、ひたすら過去問から予想しながらやる、という感じです。
 mackyも公式サイトから過去問集を買い、スポーツジムでステアマスターを踏みながら、ひたすら読むという方法でやりました。
 机で読んでても、どうも頭に入らないですし、これならいつもはきつい練習の60分があっというまに過ぎます。

 でも、実際のところ範囲があまりに広すぎて、これをやれば合格!というものはないようです。
 かといって、教育情報化というものに規定があるわけでもなく、過去問から予想するしかありませんね。
 学校教育分野はまだしも、技術分野はもう、カンと運の世界ではないでしょうか。
 何が出てくるかわかりません。
 試験対策でやっておけばいいのは、ビットやIPアドレスのサブネットマスクの計算ぐらいでしょう。
 過去問をみるかぎり、結構な割合で出題されています。
 もっとも、あんなもん実務で使う場面があるのかどうか疑問ですけどね。

 毎年試験は6月にあり、申し込みは5月下旬に締め切られます。
 受ける人が少ないので、ギリギリの申し込みでも大丈夫ではないでしょうか。
 発表される合格者を見ればわかりますが、受験者のほとんどが、教育機関に出入りする業者関係者です。
 合格率などはどこに公表されているんでしょうか?
 資格の内容そのものと実施団体ともに、怪しい限りなんでどうでもいいことですが
 なので想像するしかありませんが、難易度は国家資格に置き換えてみれば、容易と言われるレベルなのかも知れません。
 どのみち、国家資格じゃないし、天下り先機関がやっていることなので、これに合格したからといって、何かを期待できるものではありません。
 同機関が実施しているICT支援員検定と同じく、世間一般にはなんら価値も認められていません。

 大阪の試験会場は園田女子大学でした。
 駐車場は用意されないので、電車など公共交通機関の利用です。
 パソコンで試験は行われ、全て選択です。
 問題の順番は、受験者ごとにランダムになっており、前の受験者の画面は充分に見えますが、カンニングは出来ませんでした。
 事前の試験会場の案内や、会場での案内はキチンとされており、初めての人でも迷うことありません。
 パソコンの操作も試験官の指示通りに進めますので、まぁトラブルもないでしょう。

 問題数は30問ぐらいです。
 (その年によって違う)
 少ないと、当然1問あたりの配点も大きいし、多いと1問あたりの制限時間も少ないようにも思いますし、難しいところですね。
 実際の会場では、半分も過ぎないところで退出した人も見ましたし、制限時間いっぱいまでいる人は少なかったです。
 mackyはギリギリ一杯、最後近くの退出でした。
 もっとも、ゆっくり考えたところで、回答できるような性格の出題はないです。
 それと前の問題に戻るという機能はなく、したがって見直しは出来ないのです。
 ほぼ直感でどんどん進めた方がいいのかも知れません。

 さて合否は、半月後にまずメールで来ます。
 合格者は公式サイトにて公表されるので、どこまで個人情報を出してよいか、問い合わせのメールが来るので、所定のフォームから、回答します。
 画像のように後日郵送されてくる合格証書は持ち歩けないし、運転免許みたいなカードもないので、何かの時にwebで参照できるのは、ある意味便利かも知れませんね。

 この3級に合格すると2級の受験資格が得られます。
 過去問をみるかぎり、かなりコアな出題がされているので、もしかしたらmackyは好きかも。
 SQLのクエリ構文が出題されてたので、喜んで解答してしまいました。

 実務で役立つようなものではなく、どちらかというとITマニアックと銘打った方がいいぐらいの感じです。
 正直、これに合格したからといって、現場で使えるかと言われたら、正直役に立たないとなるでしょう。
 公立の学校における設備って、全国レベルで考えても、そう変わるものでないでしょうし、もっと現場に即した知識が盛り込まれた方がいいのではないでしょうか。
 古い設備をどう、今のICTと一緒に結び付けて役立てていくか?という一番大切なことに目が向けられていません。
 パソコンマニアのITごっこと自己満足を団体レベルにしただけのような印象はあります。

 勉強した時間は、1日1時間ほどを1ヶ月続けたぐらいです。

 かかった費用は、

  • 受験費用;8000円
  • 過去問と回答;@\500×6=3000円
  • 過去問の印刷(PDFなので60ページほど);約500円?
  • 試験会場までの交通費で約1000円
    •  顔写真はメールで送れるので、証明写真を撮る必要はありません。
       全部で15000円もかからないのです。
       講習や参考書などは一切ありませんので、他に使いようがありません。
       ある意味、合格にとてつもなく安くつく検定です。

       この夏は資格試験ラッシュにしています。
       8月は危険物取扱者、9月はフィナンシャルプランナーと申し込みをしています。
       10月以降は何を受けようかな。
       トホホだけど、ちょっと先が楽しみな趣味になりそうです。